Red Hot Chili Peppersのライブ盤を購入した : Live download from Budapest, Hungary on 9/1
レッド・ホット・チリ・ペッパーズが以前から度々作成していた、ライブ盤シリーズ(LiveChiliPeppers。デジタル盤)を9月の公演から再開している。
現時点では、9/1と9/2のハンガリーでの公演と9/4のチェコでの公演が購入できる。
HPを見る限り、今年行なわれるライブは適宜アップロードされる模様。
http://www.livechilipeppers.com/catalog.aspx
5年前にも一度、UKでの公演を購入した。
その時は、Blood Sugar Sex Magikのライブ音源が聴けるのが魅力で購入した。Stadium Aracadium、I'm With Youのライブ音源がiPodに入れられたのも嬉しかった。
ただ、当時はまだジョシュのギターがジョンに、Live In Hyde Parkの音源に、比べて控えめなことが気にかかる部分も多かったので、そこまで聴き込むことはなかった。ミックスが全体的に少し軽くて、マスターヴォリュームが小さい気がしたのも理由かも。
いま振り返ると、というか各音源を聴くとギターよりマスタリングの方が大きな理由だったのかも。
その後、2004年のジョン在籍時のウェールズ公演の音源が公式でフリーダウンロードできるようになったり、2014年にも2012-13年の公演から5曲(Breaking The Girl、Wet Sand、Snow、Power Of Equality、Strip My Mind)を選んだLive EPが出た。
それらはマスタリングも悪くなく、ジョシュのギターの良さも感じられるようになったので結構気に入って聴いていた。
そして、今回もライブ盤が出ると知り、早速9/1の公演分をダウンロードしてみた。
NOW AVAILABLE: Get the live download from Budapest, Hungary on 9/1 here: https://t.co/zkZpulecZb #TheGetaway #RHCP pic.twitter.com/EpXwWx7nHX
— Red Hot ChiliPeppers (@ChiliPeppers) 2016年9月5日
結論から言うと、中低音域のパンチはこれまで購入・DLしたレッチリのアルバムの中でも一番弱い(気がする)。iTunes上で聴き比べるとBlood Sugar〜よりも軽い。特にバスドラムの音が軽い気がする。
ただ物足りなさはそれほど感じない気がする。それは多分、The Getawayが一部(We Turn RedやGo Robot)を除いて、あまり中低音域を強調したミックスにはなっていないからかも。
そして、つい惹かれるのがギター。
もちろんジョンのように弾き倒している感じではないものの、ベースとドラムにヴォーカルにうまく絡みながら聴こえてくる感じがとても気持ちいい。クリーントーンやそれほど歪ませていない音のときも、各パートあるいはその時の空間にとてもうまく馴染んでいるように思う。その馴染み方が、ジョン時代のものも含めて、曲に滋味のようなものを与えてて、ついリピートしてしまう。
フジのときには「あ、サマソニの時よりはだいぶ弾けてるかな」と思ったくらいだった(というか、あの日はPAのせいかバンドの調子が悪かったのか、グルーヴ感も音圧も何も感じられない酷さに混乱させられてその原因を探しているうちに終わってしまった)ので、改めてジョシュがちゃんとフィットして、レッチリの素晴らしさの一因になっているのが分かった。
9/2公演はビートルズメドレーやSnow、Sick LoveやAround World、We Turn Redが、9/4公演はSuck My KissやNobody Wired Like Me、What is Soulが収録されている。
各日アルバム単位ならmp3で$9.95から購入できる。ので悩みどころ。9/4のが欲しいかも。ひょっとするとLossless以上のバージョンを買うと音もよくなるのかも。
今後の公演も含めて、色々検討したい。
ただ、ちょっと新譜リリースがラッシュ状態だったりで飽和状態なのも事実。