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コト オト ログ

音楽のこととか、それ以外とか。自分へのログ的な感じで。

フジロック'15 3日目

シンコー・ミュージックから発売された「FUJI ROCK 20th ANNIVERSARY BOOK」をうっかり購入。

フジの公式ツイッターによると明日7/1に最終ラインナップとタイムテーブルの発表とのこと。また公式インスタグラムでは残り22日と。ということは、3週間後は前夜祭?!早い・・・。タイムテーブルの発表で悲喜こもごもも確実に起こるので、出来るだけそれまでに去年の分は処理。(思い出せない部分も多いので)サクッと。

3日目
- Txarango
- The Bohicas
- toe
- Benjamin Booker (チラ見)
- Hudson Mohwke (チラ見)
- Of Monsters and Men
- FKA Twigs
- Noel Gallagher's High Flying Birds (ドンルクのみ)
- Rafven @オフィシャルショップ岩盤


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(Of Monsters and Men、祝祭感が半端じゃなかった。)

3日目、最終日。最終日というだけで朝からやや寂しい。

とはいえ、まず今年も出店されるZARAMEさんでドーナツとコーヒーを。ホットコーヒーを頼んでいるところを見ると、割と早い時間に訪れたらしい。今年(16年)も出店予定のZARAMEさん、帰宅日も含めてトースト、小倉トースト、ドーナツとほぼ毎日食べた。今年もおそらくお世話になる予定。

その後、場外エリアで朝カレーを頂いて、会場へ。

Txarangoのためにホワイト・ステージ・・・を抜けて、アバロンでシチュー丼を。シチューをご飯にかけるかどうか、という論争も巷にはあるそう。そんなことはつゆ知らず、シチューをかけるという発想もなかったけど、その分、気になったので。サラッとして牛乳の感じがしっかり残ったシチューとご飯は相性がよくて、とても美味しかった。その後、1年の間にシチューを食べることは何度かあったけど、習慣としてインプットされていないから、「シチューをご飯にかけてみる」ということはついぞ無かった。

ホワイト・ステージへ戻ってTxarangoに。アンクルオーウェン勢(Rafven、Onda Vaga、Skinny Lister、Barbarella's Bang Bang etc.)と共通項はありつつ も、少し違う「民族音楽+パンク+ロック」な感じの音楽、他の年でいうとChe Sudaka、Obrint Pas、Ozomatli、Very Be Carefulといった感じのバンドはフジに来たら必ず1つ2つ聴い ておきたくて、15年はTxarango。前日のRafvenに勝るとも劣らない入り。

去年のアーティストページを見ると

REGGAE・LATIN・SALSA・PATCHANKA・SKA・CUMBIAにルンバカタラーナを越境させた音楽スタイルは、ラバールの多国籍な土地で育まれた。また、パーカッションとキーボードのメンバーはキューバで音楽の訓練を受けており、オーディエンスを踊らせるキューバ仕込みのリズムは天下一品。TXARANGOの大きい個性のひとつになっている。

とのこと。見ても理解できない単語も多い。けど、ラテンらしいホーンの使い方にバルセロナっぽい音の雰囲気、南米風のリズムを持ったロックってだけで、もう他に望むことはなくて、ホワイトは朝からお祭り騒ぎ。

前日のRafvenにつづいて、しゃがみ込まされてからのジャンプ!もあって、後のこととかペース配分とか考えてられない雰囲気があった。3日目も朝から幸せ。

その後、少し奥地へ足を伸ばして、(あろうことか)またSAKURAGUMIさんのピザを食べて、レッド・マーキーまでThe Bohicasを見に。

The Bohicas:ここ最近のUKの新人で一番好きなバンドかも。Apple Musicが開始される直前に(確かフジ後)、フィジカルなアルバムを買ったときも聴くのが楽しみだった記憶が。メロディーはUKロック特有の流れがあって、でもギターがめちゃめちゃ前面に出てるわけじゃなくて、ギター&ベース&ドラムでグルーヴとフックを有機的に組み立てたような音作りをしているのがいいなぁと。"Where You At"や"Upside Down And Inside Out"あたりが特に好き。

ライブでもその辺りはしっかり感じることが出来て、むしろドラムやベースはライブで跳ねっぷりやうねり方をより体感できてとてもよかった。

その後、オアシスで休憩。ジャスミンタイの何かしらのカレーを食べる。フォアグラ丼も食べたらしい。岩盤スクエアでOf Monsters And Menを観れた。アコースティックな編成で4曲ほど。

その後、toeを見に再びホワイトへ。NabowaやSpecial Othersと、日本人のインスト勢も常に外すことないけど、toeはその後、秋の単独公演にも行くほどに。エモーショナルな音にグイグイ引き込まれた。終演したときに、まだ20〜30分しか立っていないような気がして思わず時計を確認した。楽器の構成がごくシンプルなのに、(正確かどうか分からないながら)ディストーションがかかってないギターとベースのうねるようなグルーヴと手数が多くてタイトで気持よく跳ねるドラムで、これだけ聴き手に訴えかける音楽が出てくることに圧倒された。それもライブで、しかもあのホワイト・ステージの音響で。単独公演もよかったけど、あの音で聴けたフジは特別なものがあった。

フィールド・オブ・ヘブンに行って、フジ期間中の日課であるラムチョップを買って、Benjamin Bookerを。こちらは逆にフジ前に単独公演を見ていた。その単独公演がとてもよかったので、聴き続けたかったものの、人も多いので数曲で切り上げ。

Hudson Mohwakをほんの少し見た。かなり前にサマソニでDJセットを見たときはそれほどでもなかったけど、ライブセットで凄まじい音を出していてかなり惹かれた。けど、Of Monsters And Menも捨てがたかったので、レッド・マーキーへ。

Of Monsters And Menがレッド・マーキーのトリだと発表された時はかなり驚いた。13年のホワイト・ステージが相当埋まっていて(大雨が降ったりしながらも)あれだけ盛り上がったので、何となく次はホワイトのトリになりそうな気がしていたから。

2ndはそれほどアップテンポじゃなくて、哀愁を感じさせる曲も多かったけど、ライブ自体は祝祭感に溢れていた。お客さんもいっぱいで、3日目も夜を迎えて、確実に1つのピークを迎えていたと思う。祝祭感が一杯ながらナンナとラグナルのヴォーカルが優しくて、それがフジ終盤の、あの会場特有の一種の寂しさを癒やしているような感じもしたり。そして、言うまでもなく"Little Talks"の盛り上がりは凄かった。

個人的に、Of Monsters And Menでこの年のフジを〆た気持ちになった。けど、何となくタイミングも合いそうなので、FKA twigsを見に、再びホワイトへ。

で、最終的に15年のフジで一番衝撃を受けることに。

FKA twigs、信じられないような低音とFKA twigsのダンス、ヴォーカルがライブというより一種のインスタレーションのような、あるいは秘教の儀式を見ているような印象を受けた。Lordeのときも、Lordeに何かが乗り移ったかのような雰囲気に引きこまれたけど、それ以上だった。

見たことのないパフォーマンスで、でも目は自然に離せなくなって。今でもあの人がどんなふうに考えて、あぁいったステージを完成させたのかが不思議。でも、すごい才能に出会って、その出力となったあの音楽とダンスを体感できたのは本当によかった。最先端技術を手にしたシャーマンというか。どんな音がなってて、どんなダンスだったのかもっと具体的に説明できるといいのに。

「最後の最後にヤバいもんを見た。」と思いながら、グリーンへ。
4月の単独公演にいってパスしたノエル。最後はDon't Look〜を聴けた。当然みんなで合唱(笑)

この年のフジの終わりが来たことに大袈裟じゃなく胸を締め付けられそうになりながら、ゲートを出て、フジロック'15が終了・・・。

と思いきや、場外岩盤ショップでRafvenがやることがわかっていたので、最後の最後はそこで締めることに。(確かこの日はアヴァロンでもやってたと思うけど、とても入り込めるような状態じゃなかった)

日付が変わる頃からスタート。ただただ楽しかった。ともすれば、これが終わってテントに戻る頃、その落差に耐えられるのかという心配も頭をもたげそうだったけど、出来るだけ考えないようにただただこの場を楽しもうと思って音楽に耳を傾けて、体をのせてた。

いま写真を見ても、寂しさが出てくる。でもこういう種類の寂しさというかもの悲しさを味わえるのって、大人になってからはあまり他に無いと思う。

そういう意味でも開催前はいろいろなことが話題になっていたこの年も、最終的に自分にとっては素晴らしいものになった。

来年もまた戻ってこよう、と思いながらテントに戻った。
(で、案の定、ものすごい寂寥感に襲われた。)




明日タイムテーブル発表と冒頭に書いたけど、日付が変わってしまった。あと10時間半ほどで発表。どうなることやら。