大晦日
大晦日から4日経った。速い。
大晦日の夜はテレビを全く見ずに過ごした。
読んでいた小説が面白くて、普段なら「ガキ使」とか適当に見てる時間もそのまま読書にあてた。
テレビを見ずに、本をずっと読んでいると「今日は大晦日」という気持ちにあまりならなかった。
6時くらいに少し外に出る必要があって出かけたときに、駅前の人通りや車が不思議なくらい少なくて、そこでその日が大晦日だというのをようやく実感した。
家に帰って、小説の続きを読もうとしたときに、改めて外から聞こえてくる音がいつも以上に少ないことに気づいた。
普段より静かな空間で、音楽も流さずにただ本を読む。
そういう大晦日も中々いいもののように思った。