コト オト ログ

音楽のこととか、それ以外とか。自分へのログ的な感じで。

「音楽の話題」があまり書かれていないこと。

フジロックサマソニのことは下書きに書きっぱなしになってる・・・。

図書館で見かけた忌野清志郎さんの「ロックで独立する方法」という本を読んでいて、そこで「なぜ音楽雑誌が音楽の話題を避けるのか?」という項があった。


自分も音楽雑誌だけではなくて、音楽系Webメディアについても同じように思っていたので興味深かった。一部抜粋

そもそも音楽雑誌といっても、なぜかあまり音楽のことを訊いてくれないんだ。
ロッキング・オン』なんかでも、話題になるのは歌詞の内容ばっかりだったりね。音楽評論ていうより文芸評論みたいだ。

こっちは「この曲のコード進行が実は画期的なんだ」とか「こういうすごい音になったのは実はこういう新しい録り方をしてて」とか、純音楽的に自慢したいことだっていっぱいあるのに、なぜかだれもそのことには触れない。興味がないらしい。渋谷陽一にも「死ぬほどロック聴いているのに、なんで音楽のことを訊かないんだ?」ってよく文句言ってたんだけど、どうもなかなかわかってもらえない。 

忌野清志郎「ロックで独立する方法」P.121)

rockin'onやWebメディアだとthe sign magazineやAMPあたりも同様の傾向がある気がする。

書き手が、書き手自身のストーリーや感情に音楽を合わている感じ。

それは一面必要な部分ではあって、かつそのようにドラマ性を持たせて書かれたものは日本人好みで、需要もあると思う。

ただもう少し音楽そのものに興味をもった媒体が出てきてもいいのかなと思うし、無料でいつでも膨大な量の音楽に触れられる今の状況で、人により深く音楽に接してもらうようにするためには必要だと思う。

もちろん「純音楽的」なことを一般のリスナー向けに咀嚼しやすいように書くことはとても難しいけど。(自分がライブやアルバムの感想を書くときにその辺りを入れられるかというと・・・。)

あとP.130〜の「ファンから独立する方法」や「大切にしたいのはどんなファン?」という部分は、今年のフジロックのあれやこれやに通じる部分があると思った。

フジロックに関しては、

自分が出てるから言うんじゃないけど、最初の頃から見たら、
ずいぶんいいイベントになってると思うんだけどね。
主催者の好きなミュージシャンしか呼ばないし。(P.150)

 

と。特に最後の一文は気になった。