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コト オト ログ

音楽のこととか、それ以外とか。自分へのログ的な感じで。

インキュバス@堂島リバーフォーラム

music

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*注意)東京公演が残ってますが、ちょくちょく何が演奏されたか 書いてます。

2012年1月のなんばHatchから3年ぶりのIncubus大阪単独公演。場所は堂島リバーフォーラム(スタンディングキャパ約2000人)。

前回の来日から、活動休止、ソロ活動を経て、今年に2枚のEPを出すという流れからのツアー(2〜3月は主に環太平洋)

アルバム発売後ではなく、実際に演奏された新曲は2曲だったけど、以前より伸びやかで、(あまり使いたくないけど)オーガニックで、「音楽してるなぁ。」と観てて、聴いてて嬉しくなるようなライブだった。

ホセ、ベンはジャムバンドとしても成立しそうな勢いで土台を支えているように感じた。

それによって、A Crow Left of The Murder〜If Not Now, When?に掛けての曲が前回のツアーのとき以上に瑞々しく聴こえた。

さらに新曲でも感じたマイクのギターのスイングの良さだったり音の鳴らし方が際立ってた。これまでのインキュバスのライブでここまでギターに目(耳)が行くことはなかった気がする。(一部セッティングに苦労してた感じだった。)

ジョン・フルシアンテが哲学的に音を探求したら、こうなるんじゃないかと思った。

そんな演奏を見ていて、今回のライブは自分たちの曲をパッケージとして、ライブで紹介しているんじゃなくて、ライブで思いっきり音楽することを楽しんでいる印象を強く受けた。(単に、ずっと演奏している中で、色々試した結果なのかもしれないけど。)

MCも、ステージ上でのやりとりも含めてとてもリラックスした状態だった。

Make YourselfからIf Not Now, When?、各アルバムから2〜4曲ずつと満遍なく演奏された上に、新EPから"Absolution Calling"と"Trust Fall"の2曲にS.C.I.E.N.C.Eから1曲と選曲もベストな内容。

If Not Now, When?から(多分)4曲というのが、意外なようで、でも実際聴いてみると、今のセットリストの中ではどの曲も欠かせないポジションにあるのが分かった。

今日は個人的に、"Absolution Calling"を聴けて、ゆったりと"Wish You Were Here"、そして"Pardon Me"と"Circles"あたりを聴けたらと思っていた。

けど、結果的に一番印象に残っているのは"In the Company of Wolves"で、ブランドンのヴォーカルとキーボードだけの部分から、ドラムが入っていくあたりの穏やかに緊張したところが、ライティングの様子と合わせて一番記憶に残ってる。

そして、ブランドンがワインを飲みながら、マイクのピアノ演奏に寄り添ってヴォーカルを取った"Promises, Promises"。

シンプルで、穏やかで、リラックスした音楽が鳴らされて、そこにブランドンのヴォーカルが優しく乗る。

他のミクスチャーバンドの音源と合わせてMake Yourselfを聴いていた時には想像も付かなかった、そしてIf Not Now, When?が発売された時点でも、ちょっと疑問を持ったような音楽がどうしようもなく気持ちよかった。

一方で、新曲は発売済みの"Absolution Calling"、"Trust Fall"共に少しMake Youself、Morning View期を彷彿させて、かつ元気にしたような曲でライブ映えする仕上がりだった。"Trust Fall"はどこかのライブ映像で見たとき以上によかった。

そんな感じで、全体的にリラックスした雰囲気の中、進行は緩急自在で、各メンバーのミュージシャンシップというかクリエイティビティーが存分に発揮された素晴らしいライブだった。

前作の雰囲気やオーストラリアからのセットリストを観て、「う〜ん・・・。」と物足りなさを心配している人にも安心してオススメできそう。

個人的には今回は本当にマイクのギターが神がかってた気がする。あとDJキルモアの存在は大きいし、ベン・ケニーのベースも素晴らしいし、この5人がここまでキャリアを積み重ねた結果が今日みたいなライブに繋がるんだなぁとしみじみ思った。何か観てて嬉しさを感じた。