今年(2015年)のグラミー賞を見て。
Sam Smithの4冠がYahoo!のトップを飾ったグラミー賞。
他にもBeckのBest Rock Album、Aphex Twinの
Best Dance/Electronic Album、Jack WhiteのBest Rock Performance、St. VincentのBest Alternative Music Album、PharrelのBest Urban Contemporary Album、EminemのBest Rap Album、The Band PerryのBest Country Duo/Group Performanceなどなど自分が所有していたり、よく聞いた音楽が受賞していた。
Beckの"Morning Phase"がBest Engineered Album, Non-Classicalを受賞しているのも気になった。
非ロックではヒラリー・ハーンの"In 27 Pieces"がBest Chamber Music/Small Ensemble Performanceを受賞したのもよかったなぁと。
グラミー賞については、他の賞レース同様に、存在だったり基準に疑問が投げかけられることもしばしばあるものの、各賞へのノミネートだったり受賞のニュースを見て、聴き直しのキッカケになるのは個人的にいい点。
あとノミネート一覧を見ると部門の幅広さというか間口の大きさがスゴい。(ノミネート一覧はこちら)
全83部門。
作品や曲、パフォーマンスに加えて、驚くくらいのジャンルが上がってる。
Best Gospel AlbumやBest Contemporary Christian Music Album、Best Comedy Album、もちろんBlues関連も。
そして音楽自体のジャンルも幅広ければ、Best Engineered Album, Classical、Producer of The Year, Classicalと選考の基準、受賞作品を選ぶ方法が気になる賞まで。
ちなみに、アナ雪の"Let It Go"はBest Song Written For Visual Media、去年サマソニで来日したPentatonix(観たかった)も、"Daft Punk"でBest Arrangement, Instrumental or A Cappella と中々ニュースには出てきにくい部門でも受賞してる。
「ここまで見てるゾ」
的な凄みすら感じる。(やっぱり選考の過程が気になる。)
アメリカらしいというか。
(ふと気になって、日本レコード大賞を見るとこちらは去年時点で17部門っぽい。)
サマソニも発表になったけど、少しこのグラミー賞で目にした人たちの音源を聴き直す期間にしようかと。(あとBeckにはぜひ来日を・・・。)