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コト オト ログ

音楽のこととか、それ以外とか。自分へのログ的な感じで。

2014年個人的ベストアルバム

music

気になってて買えてないアルバムもあったりで、なかなか決めにくいので、去年同様順位付けなしで。


The Inspector Cluzo/Gasconha Rocks

フジのライブが素晴らしくて、購入。2人組ならではのガレージ感がありながらも、

時々入る「歌い上げ」の部分やコーラスのキャッチャーさでとても聴きやすい。ふと聴いてしまうアルバム。

 

Jack White/Lazaretto 

レコード・ストア・デイでの世界最速リリースのちょっとしたドキュメンタリーに使用されているHigh Ball Stepperやシングルとして出たLazarettoといった

素晴らしい楽曲群に、Ultra LPとフォーマットまで話題になった1枚。もちろんLPで購入(DLコード付き)。個人的に今年は、インディR&Bやシンセポップ勢と楽器をアンプに直挿しみたいな音楽と二分された印象を受けたけど、後者の中でも特に気に入った1枚。前作より好きかも。

 

Royal Blood/Royal Blood

男二人組のバンド編成はDeath From Above 1979や上にも乗せたThe Inspector Cluzoとかとても好きなバンドとBlack KeysやJapandroidsと、もう一歩好きになりきれないバンドとあって、その境目が自分でもイマイチ良くわからない。このRoyal Bloodは前者に入って、かつその中でもずば抜けて気に入った1枚。BBCのSound of 2014に入ってるところから注目してシングルを購入しているくらい気に入ってたから、この完成度は本当に嬉しくて。シンプルであり、かつバラエティ豊かでブルージーなところが気に入っているのかも。順位はつけないけど、今年買ったアルバムの中でもTOP3に入るくらい聴いた。きっとフジに来てくれる・・・はず。

 

 

Basement Jaxx/Junto

上のRoyal Blood(と下のファレル)とともに今年、よく聴いたアルバムTop3の1つ。先行で発表されたUnicornが素晴らしくて、その時点で買うのを決めた作品。その次の曲Never Say Neverがグラミー賞候補になっているそう。ラテンな要素が相当増えてる点がよかった。フジでもとんでもない盛り上がりで、いま思い出しても楽しくなれる(気がする)。いま聴き直すと、結構前のディスコっぽい要素の入れ方も抜群な気がする。

 

U2/Songs of Innocence

いろいろあったものの、本当に素晴らしい作品。仕事帰り、なぜか分からないけど、7曲目のRaised By Wolvesと8曲目のCedarwood Roadが心身に沁みて、体がちょっと軽くなった。

 

Benjamin Booker/Benjamin Booker

まだ聴き始めてそんなに経ってないけど、しゃがれた感じの声とガレージ、ソウル、ファンクの雰囲気がふんだんに詰まった感じがとてもいい。単独も行きたいけど、フェスにも来て欲しい。

 

Sam Smith/In The Lonely Hour

Disclosure絡みで知ってたものの、Sound of 2014のリストでしったLatchのアコースティック版が素晴らしくて、アルバムデビューを楽しみにしてた。今年はインディR&Bというか、Sam SmithやFKA TwigsとかBanksとか非常に豊作やった(というかちょっと飽きも)けど、その中でもずば抜けた歌唱力で一歩抜け出た感じがする。ショーケースライブで初来日するらしい。今年のフジに・・・というのが叶わなくて残念だったものの、来年に期待。

 

 

Kasabian/48:13

エレクトロニカな要素が増えて、それがライブで従来の曲に交じるととんでもないことになるって分かったのが、今年のサマソニ。アルバム単体で聴くと、少しリミックス盤のようなイメージがあるけど、これはこれでとてもよかった。

 

Thom Yorke/Tomorrow's Modern Boxes

700円もしなかったから、買おうとして、ソフトのインストールが必要になって、その後、Macを起動するたびにそのソフトが動き出したのがいい思い出(?)。サウンドスケッチっぽい作りのようにも思うけど、エレクトロニカとして聴くと気持ちいい。

 

St. Vincent/St.Vincent

これまで発表されたアルバムの中で持ってるActorと比べてキビキビとした感じがとてもよかった。メロディーラインを韻を踏むように歌い上げる感じが好きでフジロックでも途中まで。HCWが楽しみ。

 

Robert Plant/Lullaby And ... The Ceaseless

ロックのルーツを更に遡って、アフリカのリズムまで持ち込んだアルバム。とてつもないキャリアを築き上げた人がここ数年自身のルーツからロックのルーツ、さらに音楽のルーツまで追ってることの凄さを考えて聴いてみるととても感慨深い。

サマソニのMCで、デルタブルースやその中のサン・ハウスから自分たちのキャリアの元となるロックの歴史がスタートして、その結果としてストーンズなどが出てきて今の自分がいると言ってたのをこのアルバムを聴くたびに思い出す。聞き飽きることのない作りで素晴らしい。

 

Beck/Morning Phase

 休みの日の朝に、寝ながら聴いてるとドンドン引きこまれてアルバム全曲を聴くまで起き上がれなかった。Sea Changeと雰囲気は似てるものの、質感は違ってて、こっちの方がアルバム全体で統一感がある。アコースティックな作りは、一見BGMに最適そうながら、メロディーの一つ、バックトラックの楽器の音一つとっても聞き流せない感じに仕上がってた。

 

Bombay Bicycle Club/So Long.See You Tomorrow

フジの出演が決まるまでちゃんと聴いたことがなかったけど、とても勿体無いことをしたなぁと思った。ロックすぎず、ポップすぎず、ダンスっぽすぎず(?)かといって、うまく妥協点を見つけたインディ・ロックっていうレベルを超えた完成度で、今年のよかったアルバムに全体的に共通する感想でもあるものの、聞き飽きないアルバムになってた。

 

California Breed/California Breed

ディープ・パープルなどで知られるグレン・ヒューズと、ツェッペリンジョン・ボーナムの息子さんで、2007年のツェッペリンの再結成ライブでドラムを勤めたジェイソン・ボーナムの組んだバンド。ジェイソン・ボーナムがいるという点に惹かれたものの聞いてみると純粋なロックとしての完成度の高さが素晴らしかった。ラーメンでいうと(?)、「美味しい醤油ラーメン」とより好みが入る余地が少ないものになる気がする。あまり話題には上がらないけど、世代を問わずにロック好きな人にはたまらないアルバムなはず。

 

Coldplay/Ghost Stories

ちょうど発売当時はフジの予習やサマソニの予習でつい後回しにしてた。ライブ盤が出る今月になって、試聴してみてやっぱり素晴らしい作品だなと思って購入。1st〜3rdあたりをベースにして、そこにMylo Xylotoの質感を薄っすらと被せたイメージ。バンドとして、確立されたブランドみたいに、すっかりColdplay印みたいな音楽というか立ち位置を築き上げて、その上で安心感すら感じる品質のいい作品として発表されたような

感じを受けた。しみじみといいアルバムだなぁと。

 

Foo Fighters/Sonic Highways

Foo Fightersの作品として始めて買ったアルバム。これまでは、ちょっとドストレートで勢いが良すぎる感じが少し苦手でレンタルで少し聴く程度やったものの、Sound Cityのサントラで少し昔のアメリカン・ロックだったり土臭い感じの音を入れてたのが個人的に割とよかった。そこで今作の「都市ごとに曲をレコーディング」というコンセプトが気になって試聴してみたら、何ともいえない良さがあって、つい購入。凄く聴きたいとか、めちゃくちゃ惹かれるというわけではないけど、何となく聴いてしまう。あと「フジに来て、生で聴いたら印象変わるかも」と思ったのも買った理由の一つかも。

 

Pharrell Williams/Girl

前作In My Mindが イマイチで、Happyが大ヒットした後も割と購入を悩んでたものの、結局今年1番聴いたアルバムに。当初は1曲目のMarilyn Monroe、Happy、ダフト・パンクとのGust of Windを中心に聴いてたけど、すぐに捨て曲がないことに気付いてアルバム頭から終わりまで通してヘビーローテションすることに。ゲスト陣も素晴らしいけど、前作より相当R&B要素を強めたことでメロディーの良さやファレルの歌い上げた時の声の良さみたいなのが強調されたのがよかった気がする。Happyとかもよくよく聴くとバックトラックは本当にシンプルなのに、それを成立させてるのがファレルの歌(声)なのがよく分かった。N.E.R.Dの復活も楽しみながらファレル単体での来日公演もぜひ見てみたい。

 

Alt-J/This Is All Yours

 最近、The Norh Faceの動画でこのアルバムからの曲が流れていて驚いた。


The North Face: Mica to Greenland - YouTube

 

驚いたと同時に、Alt-J、特にこのアルバムは自然との親和性が高そうなことに気付いて、アウトドアに行くときの車内BGMとか雪が降ったときとかに合わせて聴いてみたいなぁと思った。ベーシストの人が抜けたことで、どうなるかと思ったけど、エクスペリメントというか前衛的な部分とインディ・ロックをとても気持ちいい場所でつなぎ合わせたAlt-J独自の音作りはしっかり残っていて、聴いてる最中から聞き終わった後まで

残る物悲しさはやっぱり癖になる。来日公演が東京だけなのは悲しいけど(去年のサマソニ大阪の入りを考えると仕方ないものの)、フジか6月のHCWでの再来日を期待したい。

 

今年はとんでもない作品が出たという感じではなかったけど、良作が豊富で、どれを聞こうか幸せで贅沢な悩みを感じれる年だったように思う。

 

印象としては、インディR&B、シンセの効いたロックとシンプルなロックの対比みたいなのを感じた。前者はこの中に挙げなかったFKA TwigsやJungle、BANKSの作品もよかったし(BANKSはアルバムよりライブの方がよかった気が)、Sam Smithの初来日も控えてたりで、フジ、HCWあたりで来年も盛り上がりそう。後者も同じくで、特にBBCのSound of 2014の時から注目してたRoyal Bloodはフェスクラスでの活躍が楽しみで、Benjamin BookerやBenjamin Bookerが前座を勤めたJack Whiteの再来日も期待したい。

 

あとこの両者をミックスしたようなサウンドを鳴らすバンドが出てきたら興味深いなぁとふと思った。

 

来年はどんな年になるか・・・。